青春小説が扱う範囲はてっきり高校生までだと思っていたけれど、まだまだあったみたい。
大学の友達に、佐藤春夫についての講演に誘われたのが先週のこと。二つ返事で約束したものの、佐藤春夫は国語の便覧で名前を見た程度だったので、慌てて大学図書館にあった田園の憂鬱を読み始めた。
まず、講演と展示について。
千代さんが春夫の実家に宛てて書いた手紙が、品があって素敵だった。
この冒頭だけを書いてずっと放置してしまったせいで、どう続きを書けば良いのかがわからない。悔しいけれど、このまま投稿する。
田園の憂鬱という、私の知らなかった青春小説との出会いの記録を残しておこうと思う。